転職における面接のノウハウ

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面接の準備をしよう

転職活動におけるいちばんの難関は面接でしょう。
医療の業界で実務経験が豊富であったり能力が高い人であっても、肝心の面接で力が出せずに選考から漏れてしまったという悔しい経験をした人も多いのではないかと思います。

面接を受ける場合にまず気をつけなくてはいけないことは「服装(身だしなみ)」です。
「そんな事知っているよ」という人も多いかもしれませんが、「面接の50%は第一印象で決まってしまう」とも言われるくらい重要なものなのです。

さすがに身だしなみだけで合否が決まってしまうということはないと思いますが、特に営業職などの「人と接する機会が多い職種」の場合には、
身だしなみをしっかりとチェックしておかないと、最初からハンデを背負うことにもなりかねません。

参考:転職活動の面接対策

 

態度と言葉

ただし、身だしなみが大切だからといって高いスーツを着ていけば良いかというと、そう単純なことではありません。
それよりも面接を受けている時の態度や言葉遣いが重要となります。
いかにも落ち気のない様子でキョロキョロと目線を動かしたり、貧乏揺すりなどをしていると、「自分に自信を持っていないことの現れだ」と見られてしまったり、コミュニケーション能力がないと判断されたりするので注意するようにしましょう。

言葉遣いに関しては短期間で修正するのは非常に難しいものです。
面接時は緊張状態にあるため、どうしても普段の話し方のクセというものが出てしまいがちです。
逆に言えば言葉遣いにはその人の本来の姿というものが現れやすいということになりますから、しっかりとチェックしている面接官が多いので気をつけましょう。

特に敬語の使い方は間違いが多いので、しっかりと確認しておく必要があるでしょう。
その他の注意点としては、ビジネスマンとしてのマナーをしっかりと守るということでしょうか。
当然のことですが、面接の時には携帯電話の電源を切っておくといったことや、話が盛り上がったからといってあまりにくだけた言葉遣いは避けること、
面接時に名刺を差し出されたら両手でしっかりと受け取ることなどの常識を守るということが大事です。
こういった当たり前のことができないと、ビジネスマンとして失格だと思われてしまいます。

 

質問は率直に

さて、面接の場で面接官からどんなことを訊かれるか不安だという人も多いでしょう。
中にはどんな質問を尋ねられても良いように面接直前に質問に対する答えをいくつも作っておく人がいますが、これは非効率的なのでやめたほうが良いでしょう。
それよりも自分の思っていることを自分の言葉で素直に誠実に伝えるほうが、面接官に良い印象を与えることになります。

どうしても不安ならば、「自己PRについて」「志望動機について」「転職を希望する理由について」の3つの質問についてだけ、答えをあらかじめ用意するとよいでしょう。
この3つはどの企業の面接でも必ず尋ねられる質問です。
この3つの質問に対して面接官を納得させるような答えができれば、面接では良い評価を得ることができるでしょう。