介護福祉士の仕事内容ややりがいは多岐にわたる
介護福祉士というのは介護施設で働きながら、介護する立場よりも介護必要とする方々の経済的な部分や精神的な部分を考えながらの施設紹介など要介護者だけでなく、そのご家族まで支えていく立場となります。
介護を必要とする場合には、まず介護スタッフを探すことや、介護が受けられる施設を探すことが必要になりますが、ここでどうしても気になってしまうのが介護に必要な費用となります。
介護保険を利用する場合でも介護保険の範囲内で介護が受けられるケースと、そうではないケースに分かれており、さらには近年の介護認定が非常にシビアになっていることから、本来であればもう少し受けたい介護が受けられないという方々も沢山います。
こうした中で有料の介護施設を利用する要介護者などもいるため、介護福祉士がこうした部分について良いアドバイスをしていくことが大切です。
介護福祉士は介護について学ぶのはもちろんですが、その他金銭的な部分までしっかりと学んで行かなくてはならず、各介護施設やケアセンターなどの特徴も把握しておく必要があります。
必要に応じてそういった施設に要介護者を紹介することも仕事内容の一つになっているため、定期的に介護施設などを回りながら状況の把握、また必要に応じて要介護者を入所させるための申し込み手続きなども手がけていかなくてはなりません。
感謝されることは非常に多い
上記のような仕事内容をこなしていく中で要介護者はもちろんのこと、そのご家族からも感謝されることは非常に多く、これまでは行き詰まってしまい悩んでいたご家族や介護者が笑顔になっていく姿を見るのは介護福祉士として大きなやりがいを感じられる瞬間です。
要介護認定を行った際にも特にアルツハイマーや痴呆がひどい場合、入所できる施設も少なくなってしまいますので、ここで行き詰まってしまうご家族も多い中、介護福祉士が力添えをすることで安心した生活環境が確保できるのは、ご家族にとっても要介護者にとっても、本当に助かることになります。
また介護保険に関しても、適正な介護認定が行われているかどうかなどをしっかりと把握しながら、必要であれば改めての介護認定を行う申請などについてもすべて介護福祉士が行っていきます。
医師による診断書や役所側の認定が適正であるかどうかを判断するのはもちろんですが、要介護認定を受けてから症状が進行してしまったり、さらに多くの介護を必要とする場合なども介護福祉士など様々なアドバイスをしながら本当に適切な介護認定が行われ、十分な介護が受けられるような環境を整えてあげることになりますので、介護を行う施設そのものだけでなく、行政に携わるような役所などでも需要が高く、実際に職場探しをしてみると、こうした職場で求められていることがわかります。