ピーターパン症候群

大人でも子供みたいな言動の男性

ピーターパン症候群は、体は大人でありながら行動や言動は子供のような男性のことを言います。
まるであるアニメの主人公と反対のような感じかもしれません。

名前の由来となっているのは、みなさんご存じのピーターパンですが、これはディズニーのピータパンではなく、J・M・バリー原作の作品であり、20世紀初頭のイギリス中流階級の問題を描いています。

精神的な病気ではなく、社会人としての能力が欠如しているような男性を、J・M・バリー原作の著書の中で描いており、ピーターパン・シンドロームと呼んでいます。

表面的にプライドは高く、内心は非常に傷つきやすく臆病であり、ワガママというのは特徴です。
人によってはある程度年を取らないと兆候がはっきりと現れないこともあり、自覚する人はほとんどいないですが、早期発見するほど社会性を身につけて立ち直る可能性も高くなります。

ピーターパン症候群になる原因としては、子供時代の育て方に問題があり、子供を甘やかして育てるとなりやすい症状です。
感情をコントロールするのを覚えることなく育ち、感情を爆発させたり、自分を有能に見せようとしたりします。
また恋愛関係は、目上の女性を苦手とすることが多く、幼い雰囲気の女性を好みます。

女性としての対処方法

もしも、自分の夫や彼がピーターパン症候群だと思うようなことがあれば、どのようにして対処すればいいのでしょうか?
特に無責任ということが特徴的であり、頼まれたことを放置する事も多く、何故しないんだ?と聞くと、時間がなかったからなどと子供みたいに応えることも多いです。

・ウェンディのような母親

ピーターパン症候群の男性が求める理想の女性は、ウェンディのような男性のすべてを受け止めて許してくれる母親です。
それはまるで実の母親を求めるようなことであり、どうしてもその男性から離れられないとなると、母親のように接して、少しずつ矯正していくという方法もあります。

小さな子供を教育するように、少しずつ褒めながら伸ばしていくような感じでありますが、そのような男性を教育するのは並大抵のことではなく、疲れ果てる女性も多いです。

・ティンカーベルのような女性

もう1つはティンカーベルのように、ピーターパン症候群の男性とは楽しいことは共有しますが、男性には依存しない女性です。
女性が経済的に余裕があり、面倒な場面では男性を放置するような関係が出来れば、二人は長続きするかもしれません。

しかしどのような場合でも、男性にカウンセリングを受けさせるのが一番であり、カウンセラーと共に少しずつ考え方を改善していくという男性も多いです。
もしも自分だけで対処できないなら、カウンセラーを頼るのも1つの方法です。